乳がん検診を受診したいんだけど・・マンモグラフィーと乳腺エコーどっちがいいかわからないんです。
わかりやすく、説明しますね
マンモグラフィと乳腺超音波（エコー）のちがいってよくわかりませんよね
どちらも乳がん検査に用いられる画像診断技術です
ただ、それぞれ異なる特徴と利点があります
X線(レントゲン)を使って乳房を撮影し、乳腺の中の微細な石灰化や腫瘍などの異常を確認します。
微小な石灰化の検出に優れている
初期の乳がんの兆候である微小な石灰化を発見するのに適しています。
乳がんの早期発見に有効
マンモグラフィは、特に乳がん検診で広く使われ、腫瘍が小さい段階での検出が可能です。
デメリット
X線被ばく
少量の放射線を使用するため、被ばくリスクがわずかにあります。
痛みを伴う可能性
検査時に乳房を圧迫する必要があり、不快感や痛みを感じることがあります。
乳腺が密な人には不向き
乳腺が発達している若年女性や閉経前の女性では、画像が不鮮明になり、異常を見つけにくい場合があります。
超音波を使って乳腺組織の断面画像を得る検査 乳房の内部構造をリアルタイムで確認できます。
若い女性や乳腺密度の高い女性に適している
マンモグラフィでは不鮮明になりやすい乳腺密度の高い乳房も、超音波であれば詳細に観察できます。
放射線を使用しない
放射線被ばくのリスクがないため、安心して何度でも検査が可能です。しこりの性質を確認しやすい：腫瘍が固いか、液体が含まれているか（嚢胞か腫瘍か）を区別しやすいです。
デメリット
微小な石灰化の検出が難しい
初期の乳がんの兆候である石灰化は、超音波では見つけにくいです。
両者の違いと使い分け
マンモグラフィは、特に50歳以上の女性や、乳がんリスクが高いとされる年齢層での乳がん検診に推奨されることが多いです。
石灰化などの早期乳がん兆候を発見するのに優れています。
乳腺超音波は、乳腺が密な若い女性や、マンモグラフィでは十分に診断できない場合に補助的に使用されます。また、しこりの性質を詳しく調べるためにも有効です。
多くの場合、マンモグラフィと超音波を併用することで、より正確な診断が可能になります。
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